平成21年度水産科学部研究

「ながとふるさと緑化プロジェクト」

最近の情報

2月23日(火)13:50〜15:30
長門市立菱海中小学校・向津具中学校のみなさんが鉄炭団子「てっかいくん」をつくります。

 環境教育の一環として、長門市立菱海中小学校と向津具中学校1年生のみなさんが
 鉄炭団子を作り、海に設置することで海藻を増やす取り組みを実施します。

2月15日(月)14:00〜16:00
長門市立通小学校5・6年生と通漁協の漁師さんが鉄炭団子「てっかいくん」をつくりました。

 環境教育の一環として、通小学校5・6年生のみなさんが地元の漁師さんと一緒に団子を作り、
 海に設置することで海藻を増やす取り組みを実施しました。
 当日は水産科学部の生徒2名がコーディネーターとしてお手伝いしました。
 当日の様子は山口新聞と毎日新聞に掲載されました。

  
      製作に携わったみなさんで記念写真

2月3日(水)
本日発売の「小学四年生 3月号」で水産科学部と鉄炭団子が紹介されました。

 特集「小学五年生になるキミタチへのメッセージ」の環境分野で、
 「海のサプリメント鉄炭団子で海がキレイになった!」(p76〜77)というテーマで紹介されています。
 鉄炭団子(てっかいくんバージョン)の作り方も紹介されています。
 
 なお、この活動がどのくらい拡がるか把握しておきたいので、
 学校の環境教育や非営利目的の団体で取り組まれる際にはご一報くださいますようお願いします。
 (この情報を無断で営利目的に使用することは禁止しています。その場合もご連絡ください。)

1月28日(木)14:10〜15:45
長門市立神田小学校6年生と黄波戸漁協の漁師さんが鉄炭団子「てっかいくん」をつくりました。

 環境教育の一環として、小学生6年生11名のみなさんが
 地元の漁師さん11名と一緒に団子を作る取り組みを実施しました。
 当日は水産科学部の生徒3名がコーディネーターとしてお手伝いしました。
 その様子はほっちゃテレビで放送されています。
 この日作った鉄炭団子1488個は2月14日に漁師さんが実験海域に設置してくださいました。

  
      製作に携わったみなさんで記念写真

1月11日(月)・12日(火)5:45〜 12日(火)18:30〜
水産科学部がKRY山口放送の「特集」で紹介されました。

 本研究の指導助言者である杉本幹生先生の取り組みと併せて放送されました。
 鉄を使った水質浄化や藻場再生の先進的な取り組みを評価していただきました。

2010年1月7日(木)
水産科学部が読売新聞夕刊で「カイロ団子で藻場再生」として紹介されました。

 鉄炭団子の取り組みが紹介されています。この記事は下記の読売新聞のホームページでも
 ご覧になれます。

 yomiuri online のホームページ http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20100107-OYT1T00855.htm

10月25日(日)23:00〜
水産科学部が「地球号食堂」(テレビ朝日系 2009年10月25日(日)23:00〜)で紹介されました。

 広島のカキが食材として登場し、海を守る取り組みとして水産科学部が紹介されました。
 「地球号食堂」は「素敵な宇宙船地球号」の後継番組で、環境をテーマにした番組です。
 県内ではYABで放送されました。

 地球号食堂のホームページ http://www.tv-asahi.co.jp/earth-restaurant/index.html

10月10日(土)
水産科学部がBE-PAL 11月号(小学館 2009年10月10日発売)で紹介されました。


 海洋ジャーナリストでシーカヤッカーの内田正洋さんの連載コラム「海を救うのは鉄だ!」(p100)で紹介されました。
 12月号でさらに詳しく報告されるそうです。

 BE-PALのホームページ http://www.bepal.net/


お知らせ

 水産高校の実験区で、今年もホンダワラが伸び始めました(2010年1月15日)。
 現在1m以上に成長して、干潮の時には水面にたなびいています。
 何もしなかった対照区は今年も海藻はほとんど生えていません。
 実験区と対照区の場所を下に示しておきますので、
 近くにお越しの際には是非海を覗いてみてください。


実験区の様子(2009年5月) 対照区の様子(2009年5月)
<岸壁の上から見たところ>
岩の上に藻がいっぱい生えています。

<岸壁の上から見たところ>
岩がむきだしです。

<水中の様子>
藻の間に小魚がいっぱいいます。
まわりでは胴長40cmほどのコウイカが
エサを求めてうろうろしていました。

<水中の様子>
藻がほとんど生えていません。
岩の間にはムラサキウニが見られます。
表面はサンゴモ(石灰藻)が
びっしりと付いています。

詳しい報告は下の「水産科学部の取り組み」で紹介しています。



お願い

 
今年も、研究の材料として必要な使用済みカイロを回収しています。
 このカイロが、長門の、そして日本全国の藻場を救う「切り札」となります。
 なお、今年は「貼らないカイロ」を中心に回収いたします。
 貼るタイプは中身が固まっているため、材料として不向きです。


 
 「貼るカイロ」も利用出来るようになりましたので回収いたします。
      できれば「貼らないカイロ」と分けて集めていただけると助かります。

 ご協力お願いいたします。


<これまでの経緯>

海の砂漠化


 山口県立水産高等学校水産科学部では、平成18年度から「磯焼け」防止の研究に取り組んできました。
 「磯焼け」とは、岩礁帯から海藻が無くなり、代わりに「石灰藻」という藻類が岩の表面を覆ってしまう現象
 のことです。石灰藻に覆われた岩礁帯では海藻がほとんど定着できません。これを「海の砂漠化」といいます。

 「磯焼け」になると魚介類がいなくなり、水産業に大きな影響を与えます。
 そして近年、磯焼けは日本全国で深刻な問題になっています。


藻場減少の原因

 藻場減少の原因としては、地球温暖化に伴う海水温の上昇や海流の蛇行、ウニやアイゴによる食害、
 海の鉄不足 などが考えられています。そこで水産科学部では、鉄イオンを利用した実験を行ってきました。


水産科学部の取り組み

 今年度は部員2名で研究を行っています。

 これまでの研究の結果、鉄イオンは海藻の成長促進や個体数増加に有効であることが、
 水槽実験や実際の海域での実験で解ってきました。

 水産高校前の岸壁で2006年11月に鉄分を30kg投入したところ、2009年5月には、投入していない場所は
 磯焼けが進行してしまいましたが、投入したところでは豊かな藻場が形成されていました。

 この件の報告(簡易版)は こちら からPDFでご覧いただけます。

 2009年8月に長門市黄波戸で藻場の状況を調べました。年配の漁師さんからの聞き取り調査で、
 「昔(30年前)はカジメ(アラメ)が掻き分けんにゃいけんぐらいあったが、今は何にもありゃあせん。」
 と言われたので、実際に海に入ってみました。
 本当に、驚くぐらい海藻がありませんでした。4時間調査して、藻場と呼べる場所はわずか2ヶ所。
 あとはわずかに残った海藻と、多数のムラサキウニ、そして岩肌を覆うサンゴモでした。

 この件の報告書は こちら からご覧いただけます。


 この研究に関する総合的な報告は、後日このページ上で行います。




                                         <研究に関するお問い合わせ先>
                                           〒759−4106
                                           山口県長門市仙崎1002番地
                                            山口県立水産高等学校
                                             担当教諭  安 部  豊
                                             電話 0837(26)0911
                                              FAX 0837(26)0912

      

       

平成20年度の研究は こちら